デュオ・ミュゲ2024 [チェンバロ]
1か月も経ってしまいましたが、3月24日に第7回目の「デュオ・ミュゲ」公演が終了しました。
多くのお客様にご来場いただき、心よりお礼を申し上げます。
会場の代官山教会は天井が高く、雰囲気が良く、チェンバロの演奏会にぴったりでした。
日曜日の礼拝の後にこの場所を使用させていただけたことを感謝しています。
中村恵美さんとのチェンバロデュオは、結成してから20年近く経ちます。
私と恵美さんは個性は違いますが、息ぴったりなんです。
出だしが合わないことはまずないし、装飾のタイミングや長さ、曲の速度などなど、相手がこうくるだろう、ということがお互い手に取るようにわかります。
これは最初から感じていたことなので、同じ先生についていたとか、長年一緒にやっているからということよりも、相性の良さなのかなと思っています。
私は勝手に恵美さんのことを妹のように思っていますが、私は何もできないダメ姉で、色々な手配をテキパキしてくださる恵美さんに頼りっきり。
いつもありがとう。これからもよろしくお願いします。
今回のプログラムは、音数が多く、速いパッセージだらけでかなりハードでした。
とにかく弾きまくった！という印象です。
練習のし過ぎで私は「野球肩」になりました（まだ治っていません）。
練習のし過ぎで私は「野球肩」になりました（まだ治っていません）。
今回も反省点が多々あるので、また次回に向けて精進したいです。
次はどんな曲に取り組もうか、今から楽しみです。
これまでの公演では、チェンバロは2台ともレンタルしていましたが、今回は初めて、私のフレンチチェンバロを持ち込みました。
手前がダウド作1977年製、奥がデュコルネ作2009年製です。
手前がダウド作1977年製、奥がデュコルネ作2009年製です。
同じエムシュモデルではありますが、製作年が32年も違い、作者も違います。
音の質も違うと思っていたのですが、2台のアンサンブルをしてみたら音色がきれいに混じり合い、音量の点でも全く違和感がなく、それを今回発見することができて良かったです。
今回の演奏会に向け、恵美さんと私で2台をだいぶ弾き込んだので、前よりも音がよく鳴るようになりました。
楽器はやはり生き物で、弾き手によって音色が育っていきますね。
いつもは演奏会ではレンタルしたり、軽いイタリアンチェンバロを使用することがほとんどなので、今回重いフレンチチェンバロを2台、自宅から搬出・搬入する作業は、とてもとても大変でした。
ほとんど引っ越しと言ってもよいくらいでした。
今回の演奏会は、運搬調律を受けてくれた加屋野さんのお力がなければ、実現できなかったことです。
でも当日、チェンバロを2台かやのさんの車に運び入れようとしたら、あと数センチのところで2台目の楽器が車の内装に引っかかり、「ウソ、入らない・・！」となってしまいました。
そこで、「車の内装を外す」という荒業で、無理やり楽器をねじ込んでくれたかやのさん。
車を破壊させてしまいごめんなさい。。
力仕事に加え、チェンバロ2台を調律する大変な作業を朝から晩までしてくださり、本当にありがとうございました。
3/24「2台チェンバロの調和」 [チェンバロ]
3月24日（日）18時半開演
東京 渋谷区 代官山教会
デュオ・ミュゲ「2台チェンバロの調和 Vol.7 ～知られざる名曲」
開催が迫ってまいりました。
既に3回リハーサルを重ねています。
今回も盛りだくさんのプログラムで、練習をしてもしても足りない！という感じで焦ってはおりますが、
当日は演奏をお客様に楽しんでいただけるよう、全力を尽くします。
ご来場をお待ちしております。
プログラムは、
クレープスとフリーデマン・バッハの「2台チェンバロのためのコンチェルト」、
ル・ルーの「組曲ト短調」、
20世紀の作曲家ミゴによる神秘的な響きの「プレリュード」、
時代を合わせ、私は20世紀の作曲家マルティヌーのソロ曲を弾きます。
中村恵美さんのソロは、アレッサンドロ・スカルラッティの「フォリア」です。
前回の公演の一部をYoutubeでご覧いただけます。
★ご予約★
東京古典楽器センター 03-3952-5515(月曜定休）
カンフェティチケットセンター 0120-240-540
フェリスホール [チェンバロ]
母校フェリス女学院大学での演奏会が終了しました。
フェリスホールを訪れたのは久しぶりで、隣接していた音楽学部の校舎がなくなっていたことにびっくりしました。
でもホールは変わらず、中に入った途端当時の感覚を思い出し、気分は女子大生♪
でもホールは変わらず、中に入った途端当時の感覚を思い出し、気分は女子大生♪
ホールの顔、美しいパイプオルガン。
フェリスの授業で出会ったオルガンの宮本とも子先生が亡くなった母（チェンバロ奏者）をご存じで、
「あなたはチェンバロひかなきゃダメ！」と言っていただいたことが、私がチェンバロに進むきっかけになりました。
その宮本先生も、ピアノ科の恩師小林周子先生もコンサートに来てくださり、本当に感激しました。
フェリスホールでピアノを弾いたことはありますが、チェンバロは初めて。
チェンバロでここに戻って来られたことが、私にとっては感慨深かったです。
チェンバロでここに戻って来られたことが、私にとっては感慨深かったです。
素晴らしい共演者
ソプラノ小倉さん（フェリス声楽科出身）、ヴァイオリン宮崎さん、ガンバなかやまさん
天井が高く、響きが素晴らしいホール
打ち上げは春節の中華街
ガールズバンドで女子会 最高です
2月3月コンサート [チェンバロ]
2月には母校のフェリス女学院大学のホールで、3月は2台チェンバロの演奏会をします。
どちらも私にとってとても大切なコンサートです。ぜひ聴きにいらしてください。
「バロック音楽への誘い〜イギリス王家に捧げた音楽の花束〜」
Fグループ リユニオンコンサート
日程：2024年2月23日(金・祝)
場所：フェリスホール
出演：小倉麻矢(ソプラノ)、及川れいね(チェンバロ)、なかやまはるみ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、宮崎蓉子(バロックヴァイオリン)
Duo Muguet デュオ・ミュゲ
２台チェンバロの調和 Vol.7 「知られざる名曲」
日時：２０２４年３月２４日（日）
１８時開場 １８時３０分開演
会場：代官山教会 東京都渋谷区代官山町１４－３
東急東横線 代官山駅より徒歩５分
出演：デュオ・ミュゲ（中村恵美＆及川れいね）
プログラム：
ガスパール・ル・ルー（1660-1707） ２台のチェンバロのための組曲 ト短調
ヨハン・ルードヴィヒ・クレープス(1713-1780) 2台のチェンバロのための協奏曲 イ短調
ジョルジュ・ミゴ(1891-1976) 2台のチェンバロのためのプレリュード
ほか
チケット：全席自由 5,000円
ご予約：カンフェティチケットセンター ℡ 0120-240-540
東京古典楽器センター ℡ 03-3952-5515
お問い合わせ：森音楽事務所 ℡ 03-6434-1371 classic@mori-music.com
7／9コンサート [チェンバロ]
7月9日（日）
西新宿ムラマツホールにて、
リコーダー 安井敬さん、庄司祐子さん
ヴィオラ・ダ・ガンバ 福澤宏さん
チェンバロ 及川れいね
でトリオソナタの演奏会を行います。
7月9日（日）15時開演
西新宿 ムラマツホール
チケット4000円（高校生以下3000円）
予約 shojiyuko.concert@gmail.com
プログラム
ヘンデル トリオソナタop2-5
テレマン トリオソナタ ヘ長調
マレ トリオ曲集 組曲ト短調
クープラン 諸国の人々よりフランス人
バッハ 組曲ニ短調より（ガンバソロ）
西新宿 ムラマツホール
チケット4000円（高校生以下3000円）
予約 shojiyuko.concert@gmail.com
プログラム
ヘンデル トリオソナタop2-5
テレマン トリオソナタ ヘ長調
マレ トリオ曲集 組曲ト短調
クープラン 諸国の人々よりフランス人
バッハ 組曲ニ短調より（ガンバソロ）
たいへん濃い内容となっております！
チェンバロの日！2023 [チェンバロ]
私は日本チェンバロ協会の運営委員をしていますが、今期は主催行事「チェンバロの日！」の担当にもなったので去年から準備をしてきました。
今年のテーマ「ウィリアム・バード没後400年記念」。バードとその周辺の作曲家の曲を、そのスタイルに合った楽器で聴ける演奏会、講演会、一般参加型コンサート、チェンバロのペーパークラフト、CD、楽譜販売などを2日間に渡って行いました。
貴重な楽器、母子ヴァージナル
ペーパークラフトでミニチュアチェンバロを作ろう！のコーナーにて
懇親会でのチェンバロ盛り！
縁取りやローズの位置、お花の表現したお寿司の配置など、チェンバロに関わる者にはたまらないこだわりが詰まっています。
とても珍しいねこちゃんの装飾
こちらにも隠しねこちゃんが
空き時間に前会長に連弾遊びをしていただきました。
チェンバロ漬けの幸せな2日間でした。
鎌倉コンサート終了 [チェンバロ]
今年もアンサンブル・バロック・レジーナのコンサートを鎌倉で行うことができました。
ご来場のお客様、応援してくださった方に心から御礼申し上げます。
雨が降る中わざわざお越しくださりありがとうございました。
アトリエ響樹のチェンバロをお借りしました。
学生の頃からお世話になっているかやのさん、運搬、調律をありがとうございました。
レジーナでバッハ親子のトリオをこれまで何曲演奏したでしょう？レジーナのおかげで勉強する機会出来てレパートリーも増えたことに感謝です。C.P.E.バッハは通奏低音の数字がついてない曲が多く、自分で和音を考えてつけることが多いのですが、傾向が大分わかってきてスムーズに数字付けをすることができるようになりました。
頼れるリーダー真頼さん
真頼さんのフルートと里香さんのヴァイオリンの音色は本当に美しく、お二人の優しいお人柄そのものです。
まだまだやっていない曲があるので、また来年開催できたら良いなと思います。
5/13コンサート [チェンバロ]
アンサンブル・バロック・レジーナ in 鎌倉 第8回演奏会
2023年5月13日（土）13：30開演
鎌倉生涯学習センター きらら鎌倉
Fl.藤田真頼
Vn.鍋谷里香
Cem,及川れいね
● J.S.Bach : Trio Sonate in C major BWV1037
● J.S.Bach：Partita for Flute solo in A minor BWV1013
● C.Ph.E.Bach : Trio Sonate in D major Wq 151
● C.Ph.E.Bach : Trio Sonate in C minor Nr.171
● W.A.Mozart : Duet for flute and violin in D major
● J.S.Bach : Trio Sonate in G major BWV1039
お問い合わせ
アトリエ・ソノーロ 藤田真頼
fl.mayori@gmail.com
-99d1f.jpg)
