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ロンロン大手術 [ララルルロロ]

うちの黒猫ロンロンは、これまで常に食欲旺盛だったのですが、ある日突然エサを食べなくなりました。
食べている時の様子を見ると、口を痛そうにしています。
そして、元気なく一日中寝て過ごすようになりました。

痛みをこらえてじっとしているような様子です。
これは変だ、と病院へ。


ロンロンは家ではおとなしいのですが、動物病院へ行くと黒ヒョウ並みの猛獣になってしまいます。
なので通常の診察はできず、麻酔をかけて(万一麻酔で死んでしまっても文句は言わない、という同意書にサインした上で)診てもらったところ、口内の扁平上皮癌であることがわかりました。


癌は既に骨に浸潤しており、外科手術で右下顎の骨を切除することを提案されました。

「高齢のロンロンにそんな手術、考えられない!」と最初は思いました。


でも猫の上皮癌は進行が早く痛みを伴うので、穏やかな余生は過ごせません。

何もしなければ、ロンロンが口内の痛みでエサを食べられず、衰弱死していくのを見ていることしかできません。


行きつけの病院の先生が大学病院を紹介してくれたので、ひとまずそちらでCTを撮ってもらうことにしました。
藤沢の日大動物病院は、我が家から高速を使って車で1時間ちょっと。車中でロンロンは鳴きまくり、運転に集中するのが大変。。


診察では例のごとく大暴れしてしまい、検査が一切できません。

こちらでもやっぱり「麻酔で死んでも文句言いません」の書類にサインしてロンロンを送り出しました。

命の選択を私にさせるのホントやめてほしい~(ロンロンに言ってます)。


結果、やはり下顎の骨を取ることが痛みを取り除く最善の策である、との結論でした。
この癌に放射線治療は効かないそうです。

いつもの動物病院の先生によると、日大で主治医になってくださった先生は、日本で一番外科手術が上手なスーパードクターだそうです。

少しネット検索しただけでも、この先生が第一人者であることはすぐにわかりました。
スーパードクターに「先生の猫だったら、どうしますか?」と聞いてみた所、
「僕の猫だったら手術します。」と即答されたので、私も覚悟を決め、その場で入院、手術をお願いすることにしました。
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保定袋に入れられてご機嫌ナナメ。私を見ても威嚇。お母ちゃんなのに~
カラーには口内の腫瘍からの出血がついてしまっています。

手術は無事終了。
翌日会いに行くと、あらびっくり。
ぐったり寝ているかと思いきや、普通に座っていました。
もちろん傷は痛々しいのですが、目に光があります。
これまでの癌の痛みよりも、術後の痛みのほうがずっとマシなようです。
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顔の右半分を毛刈りされています。
地肌が白いことを初めて知りました。。!

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術後5日で退院。

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※このあと手術痕が出てきます。

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